客观日本

话题:索尼摸索普及“香氛随身听”

2017年12月04日 电子电气
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图为索尼的“香薰棒”(AROMASTIC)。摄于东京都千代田区。(共同社)

【共同社12月3日电】希望能带着喜欢的香味走路,不给周围的人造成困扰,随时都能享受香氛。为满足这一需求,索尼正在摸索普及有“香氛随身听”之称的商品。开发者将继续挑战,力图重现在室外也能轻松享受音乐的随身听的风靡盛况,改变消费者的生活方式。

该商品是去年10月发售的“香薰棒”(AROMASTIC)。转动像大号口红的主体顶端,从5种香味中选择,按下按钮就会有微风飘出暗香。不必担心因香气扩散而使周围人感到不快。

商品以索尼电商网站为主销售,也在日本东急百货店、文具店DELFONICS和杂货店LOFT等出售。这在家电卖场发售的索尼商品中十分罕见。

开发该商品的新业务创出部的藤田修二是理学博士。设计的独特构造采用了用于细胞分析的微小技术,可瞬间改变香气,且不会混合。与焚香不同,不需要火或电。

公司未透露销售实绩,因为是不同于数码家电的领域,正在进行摸索。建议零售价今年10月起由9698日元(约合人民币570元)下调至4298日元,将装入香氛的替换装的使用时间延长了一倍至约两个月,实质上下调了价格。此外与国内品牌合作11月14日还增加了替换装的种类。

据悉喜欢该商品的人主要用于工作中调节心情,顾客多为服务行业和医疗相关等不能使用香水的人。藤田称“或许也有助于戒烟及缓和医疗”,还力争挖掘新的需求。(完)

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◎ソニーが「香り」普及模索 ウォークマン再現へ挑戦

好きな香りを持ち歩き、周りの人に迷惑を掛けることなく、いつでも楽しめたら―。ソニーが「香りのウォークマン」と異名を取る製品の普及を模索している。屋外でも手軽に音楽を聴けるようにしたウォークマンの逸話を再現し、消費者の生活様式を変えられるか開発者の挑戦が続く。

この製品は「AROMASTIC(アロマスティック)」で昨年10月に発売した。大きめの口紅のような本体の先端を回して香りを5種類から選び、ボタンを押すと微風が出てほのかに香る。においが広がり周囲を不快にさせる心配はない。

販路は自社のインターネット通販サイトが中心だったが、東急百貨店や文具店のデルフォニックス、雑貨店のロフトなどに広がった。家電量販店が一般的なソニー製品では異例の展開だ。

開発した新規事業創出部の藤田修二(ふじた・しゅうじ)氏は理学博士。細胞分析に使う微細技術を応用し瞬時に香りが切り替わり、混ざることがない独自の構造を実現した。香をたく時と違って火や電気も不要だ。

販売実績は明らかにしていないが、デジタル家電とは畑違いの分野だけに試行錯誤している。希望小売価格は今年10月に9698円から4298円に見直し、香りを閉じ込めた交換用部品も持続期間を倍の約2カ月にして実質値下げした。11月14日には国内ブランドとの提携で部品の選択肢も増やした。

愛用者は主に仕事中の気分転換に用い、接客業や医療関係など香水の使用を控えている人が目立つという。藤田氏は「禁煙や緩和ケアにも役立つのではないか」と、新たな需要の掘り起こしも目指している。(了)