客观日本

聚焦:从留有遗憾的金牌到雪耻 羽生称“感谢右脚”

2018年02月19日 视频动漫
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【共同社2月17日电】羽生结弦(23岁)4年前在索契冬奥会的花样滑冰中,摘得了日本男选手在该项目上的首块金牌。但是,他对这块金牌仍留有遗憾。上届冬奥会中,羽生以短节目(SP)第一的成绩进行自由滑,但两度摔倒,表现不够理想。在以SP首位发出挑战的此次冬奥会上,羽生抱着“想要雪耻”的想法参加自由滑。他完成了包含了4次四周跳的共8次跳跃,实现了近66年来首个冬奥会蝉联冠军的壮举,流着眼泪说:“感谢(伤后恢复了的)右脚。”

羽生表示:“我觉得,索契冬奥会自由滑的失误是这4年来努力变强的原因之一。”当时,排名第二的加拿大选手陈伟群比羽生仅落后4.47分,如果宿敌在自由滑中没有失误,便能实现逆转。因此,羽生在平昌提出的主题就是“压倒性的胜利”。不仅仅增加了能跳跃的四周跳的种类,而且作为表演基础的滑行本身也有了显著进步。

羽生此前就具备了能够华丽跳跃舞动的天资。负责指导滑冰的教练称“滑行是他最大的弱点”并着手改善,对如何取得身体平衡以及滑行时膝盖的节奏进行磨练。负责打磨冰鞋冰刀的吉田年伸证实说:“滑行水平得到提升,冰刀磨损的范围扩大了”。以前,羽生只使用6成左右,但现在冰刀内外都能得到使用。

羽生提升了反映滑冰技术和着数衔接等表现力的节目内容分,在这4年中,SP3次、自由滑3次、总得分2次刷新了世界纪录。羽生在2016年9月首次成功完成了后外结环四周跳。他一边承受着来自力争“打败羽生”的年轻选手们的压力,一边引领着全球花滑界前进。

去年夏天,羽生在作为据点的加拿大多伦多被问及自身的强项,毫不犹豫地回答说:“能自豪地认为自己什么都擅长。自信全部都是自己的武器。”在此次冬奥会16日的SP中,羽生的跳跃和旋转等的总技术分和节目内容分都居于首位。继续进步着的明星选手羽生克服了右脚踝受伤的困境,证明了综合能力之高。(完)

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◎悔しい「金」からリベンジ 羽生「右足に感謝」のV2

4年前のソチ冬季五輪でフィギュアスケートの日本男子初の快挙を成し遂げた。しかし、金メダルにも悔しさが残った。前回、羽生結弦(はにゅう・ゆづる)(23)はショートプログラム(SP)首位で臨んだフリーで、2度転倒するふがいない出来だった。SP1位で発進した今大会で「リベンジしたい」との思いで臨んだフリー。4度の4回転を含む八つのジャンプを全て着氷し、66年ぶりの2連覇が決まると涙を流し「(けがが回復した)右足に感謝」と話した。

「(ソチ五輪の)フリーのミスがここまで4年間頑張って強くなった一つの原因だと思っている」と語る。2位のパトリック・チャン(カナダ)とは4・47点差。宿敵がフリーでミスのない演技をしていたら、逆転された展開だった。そこで平昌へ掲げたテーマは「圧倒的に勝つ」。跳べる4回転ジャンプの種類を増やしただけでなく、演技の基礎となる滑り自体で著しく成長した。

華やかに跳べて踊れる天性の資質は備えていた。スケーティング担当のコーチは「滑りが最大の欠点」と改善に着手。体のバランスの取り方や滑るときの膝のリズムをたたき込まれた。スケート靴のエッジ(刃)を研ぐ吉田年伸(よしだ・としのぶ)氏は「スケーティングスキルが上がり、エッジが摩耗する範囲が広がった」と証言する。以前は6割程度しか使えなかったが、今では内外まんべんなく使えるようになった。

スケート技術や技のつなぎなどの表現力を示す演技点が向上し、この4年間にSPで3度、フリーで3度、合計で2度も世界歴代最高得点を樹立。2016年9月には世界初の4回転ループも成功させた。「打倒羽生」を目指す若手からの重圧を受けながらも、世界のフィギュア界を引っ張ってきた。

昨夏、拠点とするカナダのトロントで自身の強みを問われると間髪入れずに返した。「何もかも自分が得意だと胸を張れる。全部が自分の武器だと自負している」。16日のSPでは、ジャンプやスピンなどを合計した技術点も、演技点もトップ。進化を続けるスター選手は右足首故障の窮地を乗り越え、総合力の高さを証明した。(了)


羽生结弦称今后目标为完成四周半跳

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【共同社平昌2月18日电】在平昌冬奥会花样滑冰男子比赛中成为近66年来首个卫冕冠军的日本选手羽生结弦(23岁)与首次参加冬奥摘银的宇野昌磨(20岁)于比赛翌日的18日在平昌召开了记者会。前一天表态将继续选手生涯的羽生表示:“真的很幸福。希望得到的(金牌)已经拿到。现在我的动力全部都在于四周半跳,力争掌握该动作。”他提出了下个目标是成为全球首位完成该动作的选手。

羽生当天表情轻松,对于海外媒体的提问使用英文作答。他透露右脚踝受伤后的回归战服用了止痛药,称“如果之前一帆风顺的话我是拿不到金牌的。或许还会有艰难的时期,但我认为那是为了之后幸福的一个阶段。”

羽生就今后表示“希望把自己的人生再投入一些在滑冰上”,称将来“希望走访世界帮助力争夺冠的人”,透露了从事指导工作等的想法。

宇野开心地表示“虽然还没有实际感受,但得到第二名的成绩很高兴”。他打趣地说:“奖牌倒没有想要仔细保管。想挂的人可以挂,想摸的人也可以摸。”对于作为榜样的羽生,宇野立誓成长称“他再次证明了顶尖水平,我会一如既往地继续追赶,希望成为能以微弱差距互相竞争的选手”。(完)

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◎羽生選手「4回転半を」 宇野選手は成長誓う

【平昌共同】平昌(ピョンチャン)冬季五輪のフィギュアスケート男子で66年ぶりの2連覇を達成した羽生結弦(はにゅう・ゆづる)選手(23)=ANA=と、初出場で銀メダルを獲得した宇野昌磨(うの・しょうま)選手(20)=トヨタ自動車=が一夜明けた18日、平昌で記者会見し、現役続行を宣言した羽生選手は「本当に幸せ。取るもの(金メダル)は取った。モチベーションは全て4回転アクセル(4回転半ジャンプ)だけ。習得を目指したい」と世界初の大技成功を次の目標に掲げた。

さわやかな表情の羽生選手は、国外メディアには英語で対応。右足首故障からの復帰戦で痛み止めの薬を飲んでいたと明かし「順風満帆だったら金メダルは取れてない。またつらい時期は来るかもしれないが、次の幸せのためのステップだと思う」と語った。

今後については「もうちょっとだけ自分の人生をスケートにかけたい」とし、将来は「世界を回りながら本気で1位を目指している人を手助けしたい」と指導などに携わる考えを披露した。

宇野選手は「実感はないが、2位という結果はうれしい」と喜び「メダルは別に大事に扱おうと思ってはいない。掛けたい人は掛けていいし、触りたい人は触っていい」と話して笑いを誘った。目標とする羽生選手については「あらためてトップだと証明した。自分が追い掛け続けることに変わりはない。僅差で競い合えるような選手になりたい」と成長を誓った。(了)

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