日中大学フェア&フォーラム 開催報告&レポート

日中科学技術交流への一層の協力を願う―「日中交流会」開催

2018年 5月15日 曹暉(中国総合研究・さくらサイエンスセンター特任フェロー)

 5月12日夜、科学技術振興機構(JST)と中国の国家外国専家局が主催する「日中大学フェア&フォーラム in CHINA 2018」のプログラムのひとつである「日中交流会」が、広 州花園酒店の国際会議センターで開催され、日中両国の大学・高専・関連機関の学長・理事長や学術界の関係者が招待され、日中双方から約800人が参加した。

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大盛況となった交流会

 同イベントを立ち上げたJST中国総合研究・さくらサイエンスセンターの沖村憲樹上席フェローは挨拶の際、各参加者への感謝の意を表しながら「同イベントは今回で16回目を迎える。元々無名だったが、今 では日本の36の大学・高専の学長、54の中国の大学の学長をはじめ、日中双方で計1,500人が参加するほどの規模となった。これは、皆が共に努力した結果だ。今後、日 中間の科学技術交流の機会が一層普及し深化すると信じている」と述べた。

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沖村憲樹上席フェロー

 続いて在広州日本国総領事館の齋藤法雄・総領事は挨拶の中で、「日中平和友好条約締結40周年を機に、日中双方の大学・高専のトップが広州で一堂に会したというのは、特別な意味がある。安 倍晋三首相と李克強首相が東京で会談し、多くの協定に調印した。広州で開催される今回のフォーラムで、たくさんの協力が誕生すると信じている」と語った。

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乾杯の挨拶をする齋藤法雄総領事

 また広東省外国専門家局の楊佩軍副巡視員は「日中双方が心を合わせて協力したからこそ、今回の活動がこれほどの影響力を持つようになった」と感謝の言葉を述べ、「今後も日中の相互理解を促進し、ウ ィン-ウィンを実現できるイベントがさらに多く開催されることを願っている」と語った。

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楊佩軍副巡視員

 JSTの齊藤仁志副理事は主催者を代表して挨拶を行った際、今回のイベントが成功裏に開催できるよう努力した各参加者に感謝を延べながら、「 日中の大学の相互交流が多くの成果を生み出すことを願っている。この場で周囲の人と必ず名刺を交換し、たくさん交流してほしい。これは、日中大学フェア&フォーラムの目的の一つでもある」と強調した。